# Frozen Echo ─ 作者の物語が、ひとつの“断片”になった時
これは、時間を確認する「時計」ではありません。
これは、声なき声の“再構築”
そしてこれは、作者というひとりの男の“証明”です。
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少年だった作者である僕は、
人の顔色を読むことで、自分の存在を守ってきました。
痛みも、怒りも、悲しみも、
全部、言葉にできなかったんです。
──言葉にした瞬間、「見捨てられる」と思っていたからです。
その沈黙の積み重ねが、
やがて“感情のモザイク”になりました。
『Frozen Echo』は、その沈黙を剥がすための作品。
1枚1枚の革に刻んだのは、言葉にならなかった想いにほかなりません。
命を吹き込むように染め上げ、
魂を削るように革を裁ち、並べ、貼り合わせました。
そこに宿るのは「デザイン」じゃありません。
──生きてきた“証”です。
- 精製された色なんて、一色もない。
- 不自然な均整もない。
- あるのは、一人の人生が、渦を巻いて立ち上がってくる音だけ。
その音は、記憶ではなく、“残響”。
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刻印された、たった1つの証明
Frozen Echo
No. 1 / 1
Only this echo exists.
この「1 / 1」は、技術的なエディション表記なんかじゃありません。
これは、作者が自分に贈ったメッセージです。
> 「俺の過去は、誰にもコピーできない。
> これは、俺だけの“響き”なんだ。」
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あなたに贈りたい
この作品を、飾ってほしい人がいます。
それは──
苦しみを乗り越え、感性を育てた成功者。
つまり、あなた自身の過去の残響と対話できる人です。
> 触れないで、触れられる。
> 聞こえないのに、聴こえてくる。
そんな静けさを、部屋に置いてほしいと思っています。
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素材・仕様
- 直径:約25cm
- 土台:クラフト社製 革用硬化剤で成形したサドルレザー
- 表面:手染めによる一枚一枚の手裁断モザイク
- 時計ユニット:後付け方式
- 木材・レジン:不使用(革のみ)
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販売について
本作品は現在、「展示専用」として公開中です。
今後、NFT(唯一性を証明するデジタル所有権)と連動し、公式より販売予定です。
ご希望の方は、お問い合わせまたは先行案内のご登録をお勧めします。
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Frozen Echo──
これは、あなたの中に響く、もうひとつの“記憶”かもしれません。