Noctis（夜）と Novella（物語）が交わるこのハートは、黒い夜の静けさの中に秘められた物語を刻み続けます。
外からは見えない感情のさざめきが、ひっそりと鼓動するように──この時計は、闇の中で語られる“心の小さな物語”を映し出しています。
この作品は、二枚の革を縫い合わせることで完成する特別な構造を持っています。
革を重ねることで生まれる厚みは、作品全体に奥行きを与え、まるで物語に“裏面”が存在するかのように、表と裏の両方に意味を宿します。
縫い目は単なる接合ではなく、分かたれた断片を結び直す“言葉”のような存在。
それは、語られなければ消えてしまう心の声を、一針ごとに繋ぎとめ、時間とともに保存していきます。
Noctivellaは、ただの時計ではありません。
夜という静寂の中で、心に秘めた物語を呼び覚ますアートクロック。
その厚みと縫い目は、沈黙の奥に潜む声を抱きしめ、あなたの空間に“深い余韻”を刻んでくれるでしょう。
